教育の効果: メタ分析による学力に影響を与える要因の効果の可視化
によって John Hattie
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教育の効果: メタ分析による学力に影響を与える要因の効果の可視化 pdfダウンロード - 内容紹介 John Hattie の世界的ベストセラー "Visible Learning" ,待望の邦訳版!世界各国の800以上の研究を対象に,学習者自身の属性,家庭環境,学級やクラスメイト,教師の指導方法など,学力に影響を与えうる様々な要因の影響の大きさを比較可能な指標で示す。あらゆる教育のエビデンスをこの一冊に集積。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 山森/光陽 国立教育政策研究所初等中等教育研究部総括研究官。昭和50年生まれ。慶應義塾大学文学部卒業、早稲田大学大学院教育学研究科博士課程中退後、現職。専門は教育心理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
教育の効果: メタ分析による学力に影響を与える要因の効果の可視化の詳細
本のタイトル : 教育の効果: メタ分析による学力に影響を与える要因の効果の可視化
作者 : John Hattie
ISBN-10 : 4810076865
発売日 : 2018/2/20
カテゴリ : 本
ファイルサイズ : 23.38 (現在のサーバー速度は29.76 Mbpsです
以下は、教育の効果: メタ分析による学力に影響を与える要因の効果の可視化に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
エビデンスというと「絶対的な正しさ」を主張する論理武装の核を想像する。しかし、エビデンスは永遠に不変ではなく、新たな研究や、メタ分析のねらいによって変化をすることもある。また、特定の条件でエビデンスが高くでも、少し条件が変わっただけで結果が変わることもある。また、研究を支えている要素は、単一の要素ではなく複数の要素にまたがっていることもある。そうした、エビデンスの意味を踏まえて、ヒステリックにエビデンスを使用しない注意書きや、読み方も示している点がよい。例えば、同書では「web学習の効果はあまり期待できない」というエビデンスが紹介されている。しかし、エビデンスが低いのであれば、学習成果を上げて行くWeb時代の学び方を工夫していくことが重要であろう。同書では、エビデンスが低いことが、実践の否定を意味するものではないとの注意書きも示されている。内容的には比較的常識的な結果を支持するデータが多い気がする。だが、それをデータ的に見て納得しなおすという使い方もできる。「どんな方法が効果的なのか」は方法によって決まるわけではなく、目的や対象とする能力、対象となる学習者の年齢によっても大きく変化をする。そうしたことを踏まえて読むことをお勧めしたい。
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