山もりのババたち―脱ダム村の贈り物本無料ダウンロードpdf

山もりのババたち―脱ダム村の贈り物

によって 玄番 真紀子


3.9 5つ星のうち(3人の読者)

山もりのババたち―脱ダム村の贈り物本無料ダウンロードpdf - 内容(「BOOK」データベースより) 舞台は細川内ダム建設を撤回させた徳島県木頭村。建設拒否の根っこには、“山の民”の文化があった。山盛りに言いたいことがある、山守りのババたちの活躍とそのパワーを活写。 内容(「MARC」データベースより) 舞台は細川内ダム建設を撤回させた徳島県木頭村。ダム反対の根っこにあったのは山の民の文化。今最もホットな社会問題と生活誌を漫画をまじえながら伝える。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 玄番/真紀子 1968年、福井県生まれ。中学・高校教員を経て、1998年、家族で大阪から木頭村に移住する。自然の循環を身近に感じる心地よい暮らしに、都会生活との違いを実感。実際に住むことで見えてくる農山村の「豊かさ」やそこに住む人々の暮らしを、連れ合いと共に絵(映像)と文で表現する活動を始める。その活動の一端を2001年より1年間『週刊金曜日』に連載。Webサイトでは情報(動画)を配信中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 続きを見る

山もりのババたち―脱ダム村の贈り物の詳細

本のタイトル : 山もりのババたち―脱ダム村の贈り物
作者 : 玄番 真紀子
ISBN-10 : 4773627050
発売日 : 2003/3/1
カテゴリ : 本
ファイルサイズ : 21.88 (現在のサーバー速度は23.63 Mbpsです
以下は 山もりのババたち―脱ダム村の贈り物 の最も正直なレビューです。 この本を読んだり購入したりする場合は、これを検討してください。
大阪で教師をしていた若い夫婦とその子どもたちが徳島の木頭村に移り住んだのが1998年。木頭村の山守りとして暮らす地元の女性たち、自称ババたちの心意気に触れて、文とマンガで綴られた本。木頭村はダムに頼らないむらづくりをめざし、当時の藤田恵村長のもとで村民が一致してダム計画を止めた村。部外者にはわからない村内の葛藤やさまざまな圧力をものともせず、敢然と立ち向かったババたちのとまどいと勇気、笑いと涙、男には真似のできない行動力を、随所に挿入された漫画がユーモアを添えて伝えてくれる。政治に無縁であったババたちが、自分たちのくらしを守りたいと雨のなか知事選の応援に街頭でプラカードを持つエピソードには胸が熱くなる。以上が第一章である。しかし政争を離れた山里のくらしに目を向けると、なんと豊かなことか。第二章、第三章では、食卓を彩る四季折々の山里の幸、くらしを支える小道具が挿絵入りで紹介されている。そこには、山から恵みをもらい、人が暮らすことで山も活かされるという人と森の幸福な関係がある。それを飾らない文章で描いた温かいドキュメンタリーだ。

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