紅霞後宮物語 第零幕 四、星降る夜に見た未来 (富士見L文庫)
によって 雪村花菜
5 5つ星のうち(14人の読者)
紅霞後宮物語 第零幕 四、星降る夜に見た未来 (富士見L文庫) pdf無料ダウンロード - 内容紹介彼女は、やがて高き御位にのぼるだろう――幼き日、老婆から告げられた小玉の未来。それは着実に現実のものになっていると兄嫁は感じていた。しかし、予言には出てこなかった男・周文林の存在が気にかかる。この男が、小玉を不幸にするのではないか――?内容(「BOOK」データベースより)母が死に、小玉、義姉の三娘、甥の丙、従卒として当然という顔をした清喜と四人での生活が始まった。そして、その家に頻繁に出入りする文林…。三娘は訝しむ。副官とはこんなに距離が近いものだろうか。小玉に好意を持っているようにしか見えない。そんな彼女の脳裏を、幼き日に告げられた予言が過る。「あの娘は高き御位にのぼるだろう。しかし、彼女を愛する四人の男によって不運へ進む」元許嫁を含め、四人の男はすでに現れている。では、この五人目の男はいったい―?商品の説明をすべて表示する
紅霞後宮物語 第零幕 四、星降る夜に見た未来 (富士見L文庫)の詳細
本のタイトル : 紅霞後宮物語 第零幕 四、星降る夜に見た未来 (富士見L文庫)
作者 : 雪村花菜
ISBN-10 : 4040733967
発売日 : 2019/11/15
カテゴリ : 本
ファイルサイズ : 29.09 (現在のサーバー速度は25.15 Mbpsです
以下は 紅霞後宮物語 第零幕 四、星降る夜に見た未来 (富士見L文庫) の最も正直なレビューです。 この本を読んだり購入したりする場合は、これを検討してください。
小玉の甥の丙命名のいきさつとか、小玉の元許嫁がその後どうなっていたかといった話を、そーだったのか~と読み進めていったら終盤に驚愕。元許嫁が終始一貫して名無しという演出が効いています。寡夫になっていて、喪中の小玉をストーカー。元許嫁が小玉を振って地主の娘と結婚した大本の元凶は文林のパパでした。清喜が後になっても操を立てている「あの人」の死が重い。清喜が「あの人」を選んだのも元をただせば小玉のためであり、「あの人」が清喜を受け入れたのもすべては小玉のためでした。そして文林はそれを知っていました。その歪みを厭う読者さんもいるかもしれませんが、小玉の未来のために自分の生を礎にするという選択は否定できないと思います。明慧はいつでもかっこいいです。彼女の外見描写は結構ギリギリだと思うのですが(ラインオーバーかもと思うときもありますが)、それが彼女の好漢ぶりを際立たせています。家族(配偶者含む)や親友にしたいキャラアンケートを取ったら彼女がNo.1になるんじゃないかと思うくらい好きなキャラです。あとがきで今後は刊行スピードを落とすとありました。首を長くして続きを楽しみにしています。
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