日本経済史 (放送大学教材)本無料ダウンロード

日本経済史 (放送大学教材)

によって 宮本 又郎


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日本経済史 (放送大学教材)本無料ダウンロード - 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 宮本/又郎 1943年福岡県生まれ。1967年神戸大学経済学部卒業。1970年神戸大学大学院経済学研究科博士課程中退。神戸大学経済学部助手。1976年大阪大学経済学部助教授。1988年大阪大学経済学部教授。連合王国・ロンドン大学客員研究員。2006年関西学院大学大学院経営戦略研究科教授。現在、放送大学客員教授、大阪大学名誉教授、経済学博士。専攻は日本経済史、日本経営史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

日本経済史 (放送大学教材)の詳細

本のタイトル : 日本経済史 (放送大学教材)
作者 : 宮本 又郎
ISBN-10 : 4595313632
発売日 : 2012/3/1
カテゴリ : 本
ファイルサイズ : 19.97 (現在のサーバー速度は26.52 Mbpsです
以下は、日本経済史 (放送大学教材)に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
宮本又郎さんの『日本経済史(日本放送出版協会)』を読みました。 本書を読む前に、石井寛治の『日本経済史[第2版](東京大学出版会)』と、永原慶二の『日本経済史(岩波書店)』を読んでいたので、本書の評価は甘くなっている可能性があります(笑)。マルクス主義的ではない歴史観を見ることができて、ほっとしました。例えば、p.23に〈歴史に学びたいことは、人口重心の地域移動は自然に生じたものではなく、先人たちの主体的な営為の結果としてもたらされたものであったということだ〉とあります。良い意見だと思います。p.57には、〈1945年8月15日、戦争は敗北で終わった。戦争による生産設備の喪失、生活物資難、激しいインフレという情勢のなかで、連合国軍司令部(GHQ)から要求された諸改革を推進しつつ、経済復興を図らねばならなかった〉とあります。深読みかもしれませんが、この「図らねばならなかった」という表現は、ある種の無念さがあるような気がするのです。もしそうなら、無念を無念として感じられるという、歴史に向き合う大切な姿勢が感じられる本だと言えます。また、p.70の、〈1911年には、明治政府の悲願であった幕末以来の不平等条約のうち最後まで残されていた関税自主権が完全に回復された〉という表現もいいですね。本書では、日本型経済システムにも肯定的な評価が語られています。全体的に、バランス良く書かれた良書だと思います。

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