ウィトゲンシュタイン 論理哲学論考 シリーズ世界の思想 (角川選書)オンラインブックダウンロード

ウィトゲンシュタイン 論理哲学論考 シリーズ世界の思想 (角川選書)

によって 古田 徹也


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ウィトゲンシュタイン 論理哲学論考 シリーズ世界の思想 (角川選書)オンラインブックダウンロード - 内容紹介 「語りえないことについては、沈黙しなければならない」ウィトゲンシュタインは、哲学の問題すべてを一挙に解決するという、哲学史上でも最高度に野心的な試みを遂行した。著者生前唯一の哲学書を、これ以上ないほど明解に、初学者にやさしく解説した画期的入門書!【目次】はじめに凡例人と作品『論理哲学論考』§0 『論理哲学論考』の目的と構成§1 事実の総体としての世界、可能性の総体としての論理空間§2 事実と事態、事態と物(対象)§3 不変のものとしての対象、移ろうものとしての対象の配列§4 現実と事実§5 像と写像形式§6 像とア・プリオリ性§7 思考と像、像と論理空間§8 命題と語§9 名と要素命題§10 解明と定義§11 シンボル(表現)と関数§12 日常言語(自然言語)と人工言語§13 個別性の軽視、個別性の可能性の重視§14 言語の全体論的構造節§15 「言語批判」としての哲学§16 命題の意味の確定性と、命題の無限の産出可能性§17 『論考』の根本思想§18 否定と否定される命題の関係§19 哲学と科学§20 要素命題とその両立可能性(相互独立性)§21 真理表としての命題§22 トートロジーと矛盾§23 命題の一般形式1§24 推論的関係と因果的関係§25 操作、その基底と結果§26 操作の定義§27 世界のあり方と、世界があること§28 独我論と哲学的自我§29 命題の一般形式2§30 論理学の命題および証明の本質§31 説明の終端§32 意志と世界§33 永遠の相の下に§34 投げ棄てるべき梯子としての『論考』§35 『論考』序文コラム1 記号論理学コラム2 倫理学講話文献案内用語の対照表あとがき索引 内容(「BOOK」データベースより) 哲学の問題すべてを一挙に解決するという、哲学史上最高度に野心的な試み『論理哲学論考』。刊行後、この書が世界の諸学や文化に与えた影響は極めて大きい。ビギナーに向けて、『論考』全体を理解するために必要な本文の抜粋に加え、わかりやすい例示をふんだんに用いながら、この難解なテキストをこれ以上ないほど明快に、論理的に、丁寧に解説。現代哲学を代表する記念碑的著作、その核心を解き明かす画期的な入門書。 商品の説明をすべて表示する

ウィトゲンシュタイン 論理哲学論考 シリーズ世界の思想 (角川選書)の詳細

本のタイトル : ウィトゲンシュタイン 論理哲学論考 シリーズ世界の思想 (角川選書)
作者 : 古田 徹也
ISBN-10 : 4047036315
発売日 : 2019/4/26
カテゴリ : 本
ファイルサイズ : 23.68 (現在のサーバー速度は24.55 Mbpsです
以下は、ウィトゲンシュタイン 論理哲学論考 シリーズ世界の思想 (角川選書)に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
まだ読み始めたばかりで1割程度。ただ、わかりやすく読み解けそうな気がしていて動揺している。あのワケわからん論理哲学論考をカッコつけて読み始めたはいいものの数ページでブン投げた、という中二病患者諸氏ならば共感してくれると思うのだが……あの本のややこしさの原因の多くは、「序盤から抽象的な語彙を連発され、具体的に何の話なのかがわからない」ところにあると思う。事柄、事態、事実……???と。本書の優れているところは、それらを実例などあげ、わかりやすく噛み砕いているところだ。「命題」「真」「偽」あたりの数学?論理学?の用語を聞きかじってさえいれば、わかるような気がしてくると思う。ドストエフスキーの「罪と罰」の「どれが誰だかわからない」現象も、「同じ人間でも呼称が変わる」というポイントを知れば わかる気がしてくるのと同様、理解困難なものにはツボがあって、そこを抑えるとわかった気になりやすい、ということなのだろう。ここまで書いて読破できなかったら恥ずかしいが、それでも良いと思っている。本書を1割程読んだだけでも、「さっぱりワケわからんものもわかっている人から教わるとわかる気がすることがある」という貴重な訓戒を得ることが出来たからだ。そういった、まさに蒙が啓かれる体験をしたい方に、おススメしたい気持ちである。(ちなみにカッコつけて書いたがドストエフスキーは結局読んでいない)

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